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動した。1994(平成6)年には保健・医療・福祉ICカードとして完成している。

b) ICカードの構成機関

町内2ヶ所の国保診療所、3ヶ所の開業医院、淡路島の中核病院である県立淡路病院、五色町健康福祉総合センターにそれぞれ端末が置かれている。

 

図2−1−12 保健医療福祉ネットワークシステム模式図

031-1.gif (3944 バイト)

出典:松浦尊麿「五色町におけるICカードシステムと双方向CATVによる在宅療養支援システムの概要」(「新医療」1995年12月号)

 

c) プライバシーの保護方法

住民用カードには、所持者の氏名、生年月日、性別が記載され本人の顔写真が貼付され、本人であることが確認できるようになっている。また、所持者の暗証番号を入力しなければシステムが作動しない仕組みとなっている。

また、操作する側については、医師、看護婦など医療従事者、救急隊員、事務職員の四種類のオペレーターカードにより、そのアクセスレベルを限定している。

d) 内容

内容は、以下のような項目が入力されている。

 

 

 

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